シールド工事 shield-construction

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シールド工事

シールド工法

シールドという筒状の機械で土をゆっくりと掘り進める工法です。シールドには掘ったトンネルが崩れないようにさまざまな工夫が凝らされています。比較的新しい工法ですが高い安全性が評価されていることが特徴です。
土を削る
シールドの前面にはカッターフェースという部分があり何百というカッターが取り付けられています。シールドはカッターフェースを高速回転させながらシールドジャッキでゆっくりと推し進めていきます。そうすることで少しずつ固い地盤を削っていきます。
土を運び出す
削られた岩盤はシールド内部にあるスクリューコンベアに載せられます。やがて後方のベルトコンベアまで運ばれトンネルの外へと排出されます。
トンネルの壁を組み立てる
シールドは岩盤を掘りながら同時にトンネルの壁を組み立てていく機能を持っています。シールドが前進した後、分割された「セグメント」という部品を「エレクター」と呼ばれる部分で組み立てて壁を形成していきます。これらの「土を掘る」「土を運び出す」「トンネルの壁を組み立てる」という一連の作業を繰り返しながらトンネルが完成していきます。トンネルを掘り終えた後、シールド機は解体されて地上に搬出されます。
舗装と仕上げ
最後に床面をコンクリートで舗装します。仕上げに換気設備、照明設備などを作ってトンネルの完成です。