シールド工事
シールド工法
シールドという筒状の機械で土をゆっくりと掘り進める工法です。シールドには掘ったトンネルが崩れないようにさまざまな工夫が凝らされています。比較的新しい工法ですが高い安全性が評価されていることが特徴です。
土を削る
シールドの前面にはカッターフェースという部分があり何百というカッターが取り付けられています。シールドはカッターフェースを高速回転させながらシールドジャッキでゆっくりと推し進めていきます。そうすることで少しずつ固い地盤を削っていきます。
土を運び出す
削られた岩盤はシールド内部にあるスクリューコンベアに載せられます。やがて後方のベルトコンベアまで運ばれトンネルの外へと排出されます。
トンネルの壁を組み立てる
シールドは岩盤を掘りながら同時にトンネルの壁を組み立てていく機能を持っています。シールドが前進した後、分割された「セグメント」という部品を「エレクター」と呼ばれる部分で組み立てて壁を形成していきます。これらの「土を掘る」「土を運び出す」「トンネルの壁を組み立てる」という一連の作業を繰り返しながらトンネルが完成していきます。トンネルを掘り終えた後、シールド機は解体されて地上に搬出されます。
舗装と仕上げ
最後に床面をコンクリートで舗装します。仕上げに換気設備、照明設備などを作ってトンネルの完成です。
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シールド工事
近代の地下都市土木の主流である、シールド工事も多様性に富、上下水道・道路トンネル・地下鉄・地下歩道・各種インフラ工事と様々に計画施工されている。 -
鉄道高架化工事
都心の渋滞緩和と踏切事故防止又は、市街地の整備開発の一環として、鉄道・道路の高架化工事が全国で施工されている。 -
耐震補強工事
最近の東日本大震災を初め、熊本・北海道と地震による災害が日本全土に渡り発生している中、火山国日本の永遠のテーマである耐震対策工事が急務であり、戸建てからビル・橋脚とありとあらゆる構造物の補強工事が施工されている。 -
鳶土工事
インフラの地下化に伴い、共同溝整備・下水処理場・山留設置工事等の工事が施工されていr。